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一般社団法人ならはみらい
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株式会社五大は楢葉町に本社を構え、自治体が発注する公共工事を数多く手掛けています。創業以来着実に実績を積み重ね、福島県の建設工事に関わる格付け基準において「ランクA」に格付けされており、幅広い元請け実績があります。生活や産業の基盤となる道路、橋、河川などの土木工事を得意としており、自社でダンプや重機を多数所有しているため、土工事に定評があることも強みです。
また、第二原子力発電所が立地する楢葉町の企業として、廃炉作業を締めくくりまで携わることは弊社の使命だと考えています。豊富な実績を通して培った技術とノウハウによって、地域社会の安全と発展に貢献していきます。
1級土木施工管理技士の資格を持ち、工事現場全体の責任者として工事の監督を行いながら、課長職として課の管理業務も担っています。
1級土木施工管理技士としての具体的な業務は
■仕様書に従って施工計画を作成
■現場における様々な作業工程の管理
■決められた品質が守られているかを確認する品質管理
■安全に作業を進めるため安全設備などを整備する安全管理
■材料費や人件費などのコスト管理
■作業員の配置、材料や資材の管理
などがあります。
人を動かし現場を動かす中心的な立場であり、工事全体を俯瞰して管理する仕事です。
上記以外にも、役所への手続きや書類の作成など業務は多岐にわたります。発注者と打ち合わせを行い、何か問題点があれば協議し契約変更手続きなども行います。監理技術者として現場で指示を出したり検査したり発注者への説明なども行うわけですから、専門的な知識も必要になります。
前職は設備関係の仕事でしたが縁あって五大に入社。当時は建設や土木についての知識がまったくなかったので、とにかく周りの人に聞いたり自分でも勉強して知識を身につけ、2級土木施工管理技士の資格取得の際には社外の講習会に参加させてもらうなど、会社からのサポートもありました。
入社して10年、経験を積みながら上位の資格も取得し、今では会社の中心となって地域に貢献している自負があります。前職の設備会社と一緒に仕事をすることもあり、よい関係が築けていると思います。この仕事は人とのつながりや、コミュニケ―ションがとても大事ですから。
とにかく現場でのコミュニケーションです。
現場では大勢の人が力を合わせて工事を進めています。どんな人がいてどんな性格なのか。何気ない挨拶や雑談を通してひととなりを知ることが、現場における安全確保や品質確保にもつながっていくと考えています。
また、日々変化していく現場を管理するという面でも、現場に多く出ること意識しています。
土木工事は自然相手。工期に関わるので1日1日の進捗が重要になるのですが、天候に左右されることも多くあります。また事前調査ではわからなかった問題点が見つかることも。工事の進捗と共に発生する追加・変更工事に的確に対応するためにも現場に出ることが欠かせません。
何と言っても完成したときの達成感です。自分がイチから管理し、長い施工期間を終えたときには、言葉に表せない大きな達成感と充実感があります。
想定外のことが起こるのが土木工事の現場。しかも、現場ごとに状況が異なる。問題をクリアするための施工方法やコストを考えて実行することも、この仕事の面白さのひとつだと感じます。
様々なことを乗り越えて完成した現場が形あるものとして残り、日常の中で人々の役に立っていることを実感できるのがこの仕事の魅力だと思います。
印象深いのは県道広野小高線、通称「浜街道」の工事ですね。4~5年と長く携わったという点でも記憶に残っています。また福島県沿岸部は東日本大震災によって大きな被害を受けたエリアです。その復興に関わってきたという喜びも感じるし、第二原子力発電所が立地する町の会社として廃炉作業に携わり地域を支えるという使命感もあります。
施工管理の仕事は覚えることもやることも多く、周りとのコミュニケーションも重要で簡単な仕事ではないと思います。それに五大は大企業ではないので、一人ひとりが担当する業務は濃密。でもそれを上回るほどのやりがいや達成感、自分自身の成長がはっきり感じられる会社です。
資格はこれから取得すればいい。大きな現場を完全に任されるまでに年数は掛かるかもしれませんが、チャレンジ精神のある人を待っています。