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楢葉町について

楢葉町は昭和31年に木戸村と竜田村が合併して誕生しました。福島県東部の浜通り地方のほぼ中央に位置し、積雪は年1、2回程度と気候は温暖。緑豊かな阿武隈高地と太平洋の大海原に囲まれ、町の中心には鮭の遡上で知られる木戸川と井出川が流れています。サッカーのナショナルトレーニング施設「Jヴィレッジ」が立地し、観光スポットとしては温泉・宿泊施設も備えた「天神岬スポーツ公園」が有名。代表的な特産品の「ゆず」は、町の公式キャラクターのモチーフにもなっています。

首都圏から福島県楢葉町へのアクセスは便利です。東京からは新幹線や在来線を利用し、福島駅までアクセスした後、JR東北本線で楢葉駅へ向かいます。また、自家用車を利用する場合には、福島市やいわき市から国道6号線を経由して楢葉町へアクセスすることができます。さらに、バス路線も運行されており、公共交通機関を利用することも可能です。

マミーすいとん

サッカー日本代表合宿でJヴィレッジに滞在していた当時の監督フィリップ・トルシエ氏が、地元の家庭料理として親しまれてきたすいとんを「故郷のおばあちゃんの味」と評したことから、「マミーすいとん」と命名されました。しょうゆベースの味付けで、具材の野菜も豊富。楢葉町の名物グルメとして定着しています。

木戸川の鮭

楢葉町を流れる木戸川は、かつては10万匹もの鮭が川を遡上し、やな場漁が行われていました。震災、原発事故後は稚魚の放流が途絶えていましたが、避難指示解除後の2015年秋に漁が復活。翌年春には稚魚の放流も再開しました。

ゆず

ゆず栽培の北限地とされている楢葉町は「ゆず香る文化の里」をうたい、全世帯に苗を配布するなど、まちおこしにゆずを活用してきました。お酒やケーキ、アイスクリームなどの加工品をはじめ、町のマスコットキャラクターにもゆずにちなんだ「ゆず太郎」を採用。天神岬温泉「しおかぜ荘」では冬至にゆず湯を楽しめます。

Jヴィレッジ

1997年に開設された日本初のサッカーナショナルトレーニングセンター。楢葉町と広野町にまたがって立地しています。原発事故後、スポーツ施設としては全面閉鎖となり、事故対応の拠点となっていましたが、2018年7月より部分再開。その後、全天候型の練習場が新設され、2019年4月に全面営業再開されました。

天神岬スポーツ公園

太平洋を一望できるロケーションが魅力の観光スポットです。「スポーツ公園」はサイクリングやオートキャンプなどアウトドアレジャーに対応。「サイクリングターミナル」は宿泊施設やレストラン、会議室など多様な機能を備えています。「しおかぜ荘」は7つの温泉、露天風呂、サウナなどを完備し、ゆっくりくつろぐことができます。

ならはスカイアリーナ

2019年4月にOPENしたスカイアリーナは屋内プールやフィットネスジムなどがあり、広々としたアリーナは女子バレーボールトップチームの合宿などの利用やジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(通称Bリーグ:日本男子プロバスケットボールリーグ)のエキシビジョンマッチにも利用され、地域住民からアスリートまで幅広く活用できる屋内スポーツ施設です。

楢葉の魅力を、動画でご紹介